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カメラにISOダイヤルがあるメリットとソニー機の特徴を考える


私は現在、ソニーのα7Cを愛用しています。軽量コンパクトでフルサイズセンサーを搭載した便利なカメラですが、使っているうちに「ISOダイヤルがあったらもっと快適なのでは?」と考えるようになりました。今日はその思考の過程をまとめてみます。

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ISOダイヤルがない不便さ

α7Cには専用のISOダイヤルがなく、ISO感度を変える際にはモニターやファインダーを確認しながら操作する必要があります。もちろんボタンカスタマイズでISOを割り当てることは可能ですが、「目で確認 → 設定 → 再度確認 → 撮影」という流れはやや回り道に感じることがあります。

最近は撮影経験が増え、外の明るさやシーンに応じて「この状況ならISO100で十分」「曇りならISO400ぐらいかな」と、ある程度感覚的に判断できるようになってきました。そのため、ファインダーを覗く前に手元のダイヤルをカチカチと回して設定してから構図に集中できる方が効率的に思えるのです。

ISOダイヤル搭載機の魅力

調べてみると、ニコン Z fcZ f、あるいは富士フイルムのXシリーズの多くにはISOダイヤルが搭載されています。これらはフィルムカメラのようなクラシカルなデザインで、操作感も直感的。露出補正やシャッタースピードと並んでISOを「手元で見える形」で管理できる点は、撮影のテンポを大きく変えると感じました。

なぜソニーにはISOダイヤルがないのか

ここで疑問になるのは「なぜソニーのカメラにはISOダイヤルがないのか」ということです。おそらくですが、ソニーはオート性能に強みを持ち、ユーザーがいちいちISOを操作しなくても撮れる環境を重視しているのではないかと考えます。実際、ソニーのオートフォーカスや自動露出は非常に優秀で、設定を任せても大きな失敗は少ないのが事実です。

とはいえ、撮影に慣れてくると「自分でコントロールしたい」という欲求も強まります。ISOダイヤルはまさにその欲求に応えてくれる存在だと感じます。

システム移行の難しさ

とはいえ、私自身すでにソニーのレンズ資産をいくつか所有しています。そのため、ニコンや富士フイルムに乗り換えるには追加投資が大きく、気軽には決断できません。ISOダイヤルへの憧れはあるものの、システム全体を考えると乗り換えは慎重に検討する必要があります。

今後への期待

現状、ソニーのラインナップには専用のISOダイヤルを備えたモデルは存在しません。しかし、もし今後ソニーがフィルムライクな操作性を重視したモデルを出すなら、ISOダイヤルの採用はユーザーから歓迎されるでしょう。私自身も「ソニーでISOダイヤル搭載機が出るならぜひ試してみたい」と思っています。

まとめ

  • ISOダイヤルは直感的で効率的な操作が可能
  • ニコンや富士フイルムの一部モデルに搭載されており魅力的
  • ソニーはオート性能重視でダイヤルを省いている可能性がある
  • 既存レンズ資産を考えると乗り換えは慎重に検討すべき
  • 今後ソニーがISOダイヤル搭載機を出すことに期待したい

カメラの操作性は撮影スタイルに直結する重要な要素です。ISOダイヤルの有無は人によって必要性が異なるかもしれませんが、私にとっては「あると便利で撮影がもっと楽しくなる」存在。今後のカメラ選びやメーカーの新製品に注目していきたいと思います。