今回は、家族で日帰り京都旅行に出かけた際の感想をレポート形式でまとめました。東山エリアを中心に、タクシーと徒歩を組み合わせて効率よく巡るルートを体験してきました。京都らしい風情を感じつつ、無理のない移動で快適に観光できました。
🚏 朝:京都駅から晴明神社へ
朝9時ごろ、京都駅に到着。まずは市バスに乗って「晴明神社」へ向かいました。市バスの運賃は200円ほど。関東と異なり、京都ではバスは後払いスタイル。乗車時には何もせず、降車時に支払います。この文化の違いが地味に面白い。
晴明神社は街中にある小ぢんまりとした神社ですが、雰囲気がとても良く、パワースポット感のある場所でした。お守りの種類も豊富で、参拝後はタクシーで次の目的地へ。
🦝 狸谷山不動院:山の中の隠れた名所
タクシーで約30分かけて「狸谷山不動院」へ。叡山電鉄で行く方法もありますが、今回は日帰りだったので、移動時間短縮のためにタクシーを選びました。山の中腹にあるため、体力に自信がない方はタクシーがベター。
狸谷山不動院は、まるで清水寺のような懸造りの建物で、参道には多くの狸の置物が並び、独特の雰囲気が漂っていました。人も少なく、静かな中でゆっくりと参拝できました。洞窟のような奥まった空間に本堂があり、まさに“隠れたパワースポット”といった印象です。
ここでは家族の健康や結婚に関する願いを込めて、お札を購入。静かで心が整う素晴らしい場所でした。
🍵 銀閣寺で庭園とランチを楽しむ
再びタクシーで「銀閣寺」へ向かう途中、突然のゲリラ豪雨に遭遇!予定を変更して近くのカフェで軽めのランチを取りつつ、雨宿りしました。
銀閣寺では、庭園と建物の美しさに圧倒されました。苔庭や向月台など見どころ満載で、外国人観光客も多く訪れていました。こぢんまりとした境内ですが、細部まで美しく整えられており、癒やしの時間を過ごすことができました。
👣 哲学の道を歩いて南禅寺へ
銀閣寺を後にし、「哲学の道」を歩いて南禅寺方面へ。所要時間はゆっくり歩いて約50分。途中、可愛らしい雑貨屋さんやカフェに立ち寄りながら、疎水沿いの緑道をのんびりと進みました。
京都らしい風景と穏やかな空気感に包まれながら歩くこの時間は、とても印象に残っています。まさに「京都の醍醐味」と言える散策コースです。
🏯 南禅寺で歴史と風情に浸る
南禅寺に到着したのは午後3時過ぎ。立派な三門や、美しい庭園、歴史を感じる「水路閣」など、見どころが盛りだくさんのお寺です。
観光地として人気がありますが、広々とした境内のため、混雑を感じることなくゆったりと散策できました。南禅寺では歴史の重みを感じると同時に、自然との調和が美しい空間を楽しめます。
🌆 夕方:清水寺と祇園で締めくくり
本来の予定では祇園だけのつもりでしたが、時間に余裕があったので清水寺へも足を延ばしました。修学旅行以来でしたが、大人になって改めて見ると、建造物の迫力や景色の素晴らしさに圧倒されます。
その後、歩いて祇園へ移動。八坂神社を軽く参拝しつつ、周辺のお土産屋さんを回って買い物を楽しみました。夕方には芸妓さんが歩いているのを見かけ、京都らしい風情を存分に味わうことができました。
最終的には、祇園から徒歩で京都駅まで戻り、新幹線で帰路へ。とても充実した日帰り旅行となりました。
📝 まとめ
- タクシーを活用することで、短時間でも名所をしっかり巡ることができる
- 狸谷山不動院は穴場でおすすめ
- 銀閣寺〜南禅寺間の哲学の道は、京都らしさを感じられる散策コース
- 清水寺+祇園の組み合わせは、やはり王道で外せない
京都旅行を計画している方にとって、今回のルートはとても参考になると思います。ぜひ一度、日帰りで京都の魅力を再発見してみてください。

